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2024/03/29 (Fri)

 「未来」を聴こうと街頭に出た群衆の髪や肩に、過去から追いかけてきたような雪がはりついた。白い景色の中で、閉鎖中の「石炭の歴史村」が立ちすくんでいる。看板には「昭和の暮らし展/貧しくとも幸せだった日々」

 在想要聆听“未来”而走上街头的群众的头发和肩膀上,粘附上了仿佛由过去追随而来的雪花。在一片白茫茫的景象中,闭锁中的“煤炭的历史村”木然地伫立着,看板上写着“昭和生活展览/贫穷却幸福日子”。

 財政が破綻した北海道夕張市で、市長選挙が告示された。月給26万円、交際費、出張手当なしの職に7人が立候補した。地縁があるのは3人、あとは道外からの名乗りだ。

 在出现财政危机的北海道夕张市,公告说将进行市长选举。对这月薪26万日元,无应酬费用和出差津贴的职位,有7人参加竞选。出自本地的有3人,其余的都是来自北海道以外地区的候选人。

 「夕張へ来てみると、冬は寒いし、仲間はできんし、仕事はつらいし、毎日が面白くなくってなあ」。77年の映画『幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ』(山田洋次監督)で、高倉健さん演じる元炭鉱マンは九州から出てきた頃をそう回想する。誰が市長になっても、健さんのようにどん底からの再出発である。

 ”来夕张一看,发现这里冬天寒冷,找不到什么同伴,而且工作辛苦,每天的生活都很无趣“。笔者回想起在1977年的电影《幸福的黄手绢》(山田洋次导演)中,由高仓健饰演的原煤矿工人从九州来到这里时的场景。无论谁会成为市长,都必须像高仓健一样从谷底重新开始。

 炭都としては1世紀の命だった。「地上の鉱脈」と期待した観光事業は赤字を膨らませた。人口は往時の1割。市民1人につき新車1台分ほどの借金を抱えている。市職員は半減、粉飾を見破れなかった市議会も定数9に半減された。

 这里作为煤城已经有1个世纪的历史了。因“地上的矿脉”而被有所期待的观光事业赤字高涨,人口也只有往昔的一成。市民人均约负有一辆新车价额左右的借款。市政职员减半,表面上还勉强过得去的市议会人员数也减半至定员9人。

 一つの産業に頼りきる自治体は、ひとたびそれが衰えれば倒産の危機だ。そうでない都市でも、地方債の償還や団塊世代の退職金が財政を締めつける。地域ぐるみで、人と金を引き留める工夫を凝らすしかない。

 过分依赖一种产业的自治体,一旦该产业衰败的话就会面临破产的危机。就算没到这个地步的城市,为偿还地方债务和支付大批退休人员的退休金也会令财政吃紧。在这样的地区,唯有想尽办法引进资金和挽留住居民。

 夕張は教えてくれた。役所と議会、住民は、実は同じゲームを闘っている。東京や主要都市の引力に抗して、生活圏を守る闘いだ。統一地方選の後半は、何かを任せる為政者ではなく、チームメートを選び取る覚悟で一票を投じたい。 

 夕张的事例告诉我们。政府机关、议会和居民,实际上都在为同一场比赛奋战。在为抵制东京等主要城市的吸引力,守护自己的生活圈而奋战。统一地方选举的后期,希望不是为了选出一个委托事务的政客,而是抱着选择队友的觉悟投出您的一票。

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